たべもののある風景

本の中で食事するひとびとのメモ帳2代目

Entries from 2021-05-05 to 1 day

クレイマー、クレイマー 林真理子『小説8050』

先日、内館牧子、桐野夏生の最近の小説を手に取ったのだが、家族同士のダイアローグが耐えられず、冒頭だけで読むのをやめた。彼女たちも長く書き続けている人たちだから、筆力はあるはずなのだ。でも、それ以上にいらんもんがそぎ落とされている林真理子の…