たべもののある風景

本の中で食事するひとびとのメモ帳2代目

ハンガリー

『十五の夏』その5:ハンガリー、ルーマニア、旧ソ連、日本

パンや肉など食べ物を「かたい」というとき、マサル少年は固い、堅い、硬い、と記述しているのだが、意図して書き分けているのだろうか。もしそうならすごい。私にニュアンスはわからないけれど。 鉄道で飲む、グラスに注がれたジャム入りの紅茶は憧れ。 神…

『十五の夏』その4:ハンガリー

佐藤少年は時間を見つけては数学の問題集をやっていてすごい。旅行直後の試験を何もせずに受けるのはあり得ないということだが、素晴らしい克己心。私は子どもの頃、帰省のたびに山ほどドリルや本を詰め込んでいってひとつもやったことない。右から左に重い…

『十五の夏』その3:ポーランド、ハンガリー

「1時間ちょっとの短時間飛行」でエコノミーでも機内食が出てウソでしょと思ったことがある。フランクフルトからアムステルダム。夜遅い時間の便で各地から乗り継いできてやっと最終目的地だ、という人が多く(私も含めて乗り込みのカウンターに走ってくる人…